

花のような人
サプライズプロポーズ用の婚約指輪のご依頼を受け制作させていただきました。 ご依頼いただいた方と直接お会いすることが出来ませんでしたので、文章で彼女さんの印象を送っていただき、写真を拝見してからデザインを考えていきました。 彼女さんの写真を見た時の印象は、その方がいるだけで周りに花が咲くような、会話に花が咲くような...やわらかなお花のような女性、そんな印象を受けました。
ですので5弁の花をモチーフにデザインしました。
5角形は、もともと縁起のいいカタチで、五感、五穀豊穣など、5という数字には安定とポジティブな意味があります。
トップにはつぶらなダイヤモンドを入れました。 後日プロポーズは成功しましたとご連絡をいただき、彼女さんの指にはめられたこの指輪もとても似合っていてかなりホッとしました。 とても気に入ってもらえて、結婚指輪もお願いしますとご依頼もいただきましたので引き続き気合い入れてまいりたいと思います!! 結婚指輪のお渡しの時には是非お二人揃ってお会いしたいです。 どうかお二人の人生に花を咲かせてください。 末永くお幸せに。 それ


STARTING POINT
どこなのか ここは
いつなのか いまは
どこから来たのか
どこへ行くのか
いのちは 映画レッドタートルで
詩人、谷川俊太郎さんが書いていたコピーです。 そして
1800年代の画家、ゴーギャンの絵。
タイトルは、 「我々は何処から来たのか我々は何者か我々は何処へ行くのか」
ありのままの姿で人々が日常を送っている姿ですがどこか海の中を思わせる不思議な空間の絵。 (良ければ調べてみてください) この度はお二人でスクーバダイビングされているご夫婦からのご依頼でした。
潜られた海の中の写真を見せていただくと、この詩とこの一枚の絵がぼんやりと浮かび、そのままテーマとさせていただきました。
人間は海の子と言いますが、僕らの祖先は約五億年前に海の中で生まれたと言います。
陸上にいる生物も、もちろん海の生物も初めはみんな海の中で生まれました。
海はふるさとであり
僕たちの「原点」です。
ゴーギャンや谷川俊太郎の言う通り どこから来てどこへ行くのかは、それはきっと誰にも分からないしずっと分からないままであるのでしょう