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おふたりから浮かんできた指輪のイメージは なめらかな有機的フォルムというよりも インベーダーゲーム時代のドット画のような ぎこちない愛らしさがあるものが似合うと思った。 素直さや品の良さを持ちながら どこか少しひねくれているところがある。 でもその“ひねくれ”が魅力であり今回指輪を デザインする上でみそだった。 真行草でいえば「草」のように、崩れながらも本質が 滲むかたちを意識し今回の指輪とした。 楷書から草書に向かう最中、簡略化と連続性を持たせる ことにより、字にリズムや生命力が生まれ美しく変容する。 指輪をご依頼くださる方は20代30代の方が多いので 今から人生を終えるまで3倍〜4倍の時間をその方と 共有することとなる。 長い人生を真行草で考えるならば真から行への移行期 あたりだろうか。これから何を省き、何を残し、何を整え、 何を磨き育てていくのか、おふたりの人生がどのように 変化していくのかを想像しながら指輪を制作するのも また一興である。 タイトルの「w」は3つの意味がある。 1つ目はダブル、2人という意味。 2つ目は笑い、文章の最後につ




