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たぶんその頃から誰かを幸福にするものより誰かの中にある儚さや哀しさに共感し続けられるものを作りたいと思ってた。人を幸福にするものを作るのはある意味簡単でそれ以上のことを感じてもらうとなるととても難しい。打ち合わせの時いつかスペインでみた赤煉瓦の民家を思い出した。なぜ思い出したのか理由を探っても結局分からなかったけどまぁ何かしら意味があるんだろうということでボックスは赤煉瓦カラーになった。なにげに初めての色。お気に入り。末永くお幸せにー！