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身体と精神

この度は柔道家のご夫婦よりご依頼いただいた。プロとしてご活躍されてる方が身近にいないので興味津々。


相手と組み合ってるときの感覚やスポーツとは違う柔道特有の精神なんかを丁寧に教えていただいた。


(気分はNumberの記者)


【身体と精神】


まとめてまとめてテーマはこれになった。


相手と組んだ瞬間に感覚的にこいつには勝てると思うのは身体が受け取った情報が精神に伝わって、またその逆の現象もおこる。

一試合で身体と精神のやりとりが何千回、何万回おこなわれているかはわかりませんが、そのやりとりがより自然に出来る様になる=上達するってことなのかなと思う。


学生の頃、文武両道とセンセによく言われ勉強もスポーツも頑張れって意味でしかとらえておりませんでしたが、文(脳つまり精神)武(身体)の両道はスポーツに打ち込んでいる人なら、身体の中ですでに文武両道がおこなわれているんですよね。


つまり精神と身体は常に絶妙に絡み合っていて相互関係にあるんだなと再認識。



ちょいと話は変わって、、


打ち合わせの時、旦那様がインディアンジュエリーが好きとのことでそのテイストもデザインに入っていてもいいかもです〜とおっしゃっていて、僕自身ジュエリーに興味を持ったきっかけがインディアンジュエリーでしたのでこれを機にもう一度調べなおした。


ネイティブアメリカンは何よりも調和を重んじる。


空、水、火、石、草木、動物

などはすべて結びついていて

人間も等しく調和の一部として生きること。


その「道」を「グッド・レッド・ロード」と呼んだ。


生きていることにあらがわない。


自分たちを特別な存在だと思わない。


常に地球と相互関係にある。


地球そのものが「身体」とするならその中で生きる

人間、空、水、火、石、草木、動物は

地球の「精神」である。


僕ら人間は地球をちぎった餅のような存在で

地球という一個の生命体の中で行われている現象と

人間という一個の生命体の中で行われている現象は

まったく同じだということ。


ネイティブアメリカンはそのことを

よく理解していたんだと思う。


教えてくださった柔道という「道」が

在り方は違えどネイティブアメリカンの精神に

リンクしていたことに1人で感動した。


誠に勝手な妄想だがなんでグッドレッドロードって名前なんだろうって考えてて、アメリカの土は赤いからかな?とか考えてましたが、つまるところ「血」のことじゃないかと思う。


身体にはりめぐらされた血の道は調和の象徴。

地球にはりめぐらされた生命達もまさにそれ。

古い血は新しい血に循環されていく。

だからグッドレッドロード。


まぁ妄想はこれくらいにして...


妄想をふまえつつテーマはシンプルに。

身体と精神をそれぞれを違う素材で表して

相互関係、表裏一体、調和を表現した。






合わせて婚約指輪もご依頼いただいた。


奥様の曾祖母様が持っていた指輪を

婚約指輪としてリフォーム。


柔道家ならではの帯を巻いたようなデザインにした。

プラチナ(白金)をベースに白帯として

「初心忘れるべからず」というコンセプトで。






お二人の「道」を末永くお幸せにー!


※P.S.人生で一度でいいから背負い投げされてみたいです。




◯WEDDING RING

旦那様 K18White gold(champagne gold) × K18 Black gold

奥様 K18 White gold × K18 Black gold


◯ENGAGEMENT RING

Pt950, Diamond 0.33ct




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