質朴
指が通れば指輪なんだから好きにやれば良いのよと
その昔ファンキーなデザイナーに言われた一言は
ピュアな17才の青年の心に響いた。
それから14年が経ち、壮年となった今でもデザインを
思考ながらその一言を思い出す。
心はまだまだピュアな青年(のはず)だ。
すべからく、入り口と出口があることが
指輪の基本形状で、その最少条件を
満たしていればあとはなんでもいい。
装飾は有ってもいいし、無くてもいい。
この度ご依頼いただいたおふたりは
陰日向なくとても質朴な印象をくださいました。
そしておふたりのこれからを指し示す
光の筋のような指輪が生まれた。
末永くお幸せにー!
K18 yellow gold
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